1週間前に来た時には、駐車場には車が3台しか停まっていませんでしたが、今日は10台以上停まっています。
これだけ人が来ていることは「アサギマダラ」が飛んでいる証拠だと思います。大いに期待出来そうです。

楽しみ!楽しみ!!

坂道を3〜40mほど登ると丘の上です。最初に目についたのは「秋桜」です。

その次は、「アサギマダラ」を見に来ている観光客です。余りの多さに驚きました。

「フジバカマ」が咲いている箇所が賑やかなので近づいてみると、お目当ての「アサギマダラ」がいました。
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時間が経つにつれ頭数は増え、AM11:30頃には、2〜30頭は飛んでいたようです。

1.「アサギマダラ」の優美な舞い

「アサギマダラ」の飛び方は、「アゲハチョウ」や「モンシロチョウ」と違い、ふわりふわり飛んでいます。何回か羽ばたいては風に乗り、また羽ばたいているようです。この飛んでいる姿が優美に見えます。また、5~6頭が同時に飛んでいる光景は絵になります。

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去年はピーク時に何百頭もの「アサギマダラ」が飛んでいたそうです。

「立っていると何か当たっでくるのでよく見ると「アサギマダラ」でした。それぐらい沢山飛んでいました」と言っていました。それはそれは見応えがあったそうです。

2.シャッターチャンス

「アサギマダラ」をよく観察してみると、大きさの違う個体を見つけることができます。

大き目の個体は「警戒心」が強く、ちょっとでも近づこうものなら飛び去ってしまいます。小さな音にも敏感でシャッター音だけでも逃げてしまいます。

ところがちょっと小さめの個体はかなり近づいたり、シャッター音でもその場で黙々と蜜を吸っていました。
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近づくと飛び去るので、「アサギマダラ」の方から近づくのを待っているほうがいいかもしれません。ポイントにした花の前でジットしていると知らず知らずに寄ってきていました。

蜜を吸っている時、風が強い時、はねを閉じることが多く、はねを広げるまで待っているのが大変です。 
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↑やっとシャッターチャンスが訪れました。

3.弱肉強食

「アサギマダラ」は長い旅の途中、鳥に襲われたりするそうです。しかし、休息の場で蜜を吸っている時にも危険はつきものです。油断できません。「フジバカマ」の花の下の茎が異様な動きをしていました。よく見ると「カマキリ」です。花の蜜を吸いに集まった昆虫を捕まえるつもりです。
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4.オス・メスの違い

後ろばねの端に黒い模様(性斑・せいはん)がついているのがオスです。ついていないのがメスです。簡単に見分けることができます。

3~4日前に調査があったそうで、70頭ほど採取したところメスは3頭しかいなかったそうです。メスは貴重なぐらい少ないそうです。

後ろばねの端に黒い模様あり➡︎オス
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後ろばねの端に黒い模様なし➡︎メス
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5.マーキング

「アサギマダラ」の最も興味深い処は、非常に長距離の渡りをすることです。(日本で唯一、旅をする蝶)
中には国境を超える「アサギマダラ」もいるそうです。

この実態を明らかにするため、全国でマーキング調査が行われているそうです。

「アゲハチョウ」や「モンシロチョウ」のはねは「鱗粉」に覆われていますが、「アサギマダラ」のはねは「鱗粉」が少ないのでマーキングする事が出来るのです。
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●10月17日
●犬寄
●KH095

3日前、ここ「犬寄峠の黄色の丘」で行われた調査の際、付けられたようです。

これからどこまで飛んで行くのか楽しみです。