1.はじめに

10月21日(日)の四万十川ウルトラマラソンまで一週間を切りました。参加するか?参加を断念するか?
そろそろ決めなくてはなりません。

1-1.宿泊場所確保:5月4日

四万十川ウルトラマラソンは、全国から沢山のランナーが参加しますので、宿泊施設が足りなくなり、個人で宿を確保するのが大変難しいことで有名な大会です。当選したあと、ツアー会社から幾つかのプランが斡旋されますが、金額が高めとのもっぱらの評判でした。
昨年は、エントリー開始日が来ても宿泊場所が確保できませんでした。・・が、
今年はゴールデンウィーク期間中に、ネットでスタート会場(こいのぼり公園)周辺のホテル・旅館をくまなく探し、距離15㎞・車で15分のホテルを確保することができました。

順調な滑り出しでした。

1-2.エントリー入力:5月18日


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エントリーした時点では、体に不調・怪我・故障もなく、強いて言うなら、「北海道マラソン2018」開催の二か月後と言うぐらいで、二か月あれば疲れも取れ、ウルトラマラソン用の練習も十分できると確信していました。

この時点では・・・
四万十川ウルトラマラソンの大会を前にして、アキレス腱炎で苦しむことなど予想もしていませんでした。 

2.回復経過

最終決断として、10月7日に20㎞・10月13日に30㎞走れるようであれば、参加しようと思っていましたが・・・

●10月7日:走行距離11.3㎞
ランニング中は、アキレス腱の痛みはないものの、20㎞を走ることはできそうにありませんでした。翌日は、アキレス腱の痛みはないものの、足首に痛みを発症。

●10月10日(水):走行距離10.0㎞
ランニング中は、アキレス腱の痛みなし。翌日もアキレス腱・足首の痛みはありません。ただ、手で触ってみるとやはり痛みは残っています。

●10月13日(土):走行距離13.0㎞
スピードを上げ、距離を伸ばしてのランニングです。アキレス健の痛みはありませんでしたが、これ以上の距離を走るのは、痛みの再発が怖くてできませんでした。翌日は、やはりアキレス腱に痛みが残っていました。

無理をすれば20~30㎞を走ることはできるかもしれませんが、60㎞を完走することは到底不可能と思われます。また無理したことによる代償は恐ろしく、下手すると再び半年間程度は、真面に走れなくなりそうです。

3.アキレス腱炎の原因

3-1.加齢

年齢は60歳をとっくに過ぎ、20代・30代と比べると、アキレス腱に柔軟性がなくなり固くなってきています。まさに腱の老化で小さなキズ(部分断裂)が入っている状態で・・・

3-2.オーバーユース(使い過ぎ)

昨年、4月中旬に右足に足底腱膜炎を発症し、完治までに約半年を費やしました。その間、真面に走ることができませんでした。完治してからは、走れなかった約半年間の悔しさを発散するかのように

2月18日:第52回青梅マラソン
3月25日:とくしまマラソン2018
5月03日:第27回四国せいよ朝霧湖マラソン
8月26日:北海道マラソン2018
と立て続けに大会に出場しました。

自分では気づかないうちに、体には疲労が徐々に蓄積されていたのでしょう。中でも「北海道マラソン2018」は、真夏のフルマラソンで流石にきつく、体のあちこちに負担がかかっていたようです。それは、今まで体験したことのない筋肉痛が物語っていました。(何回かフルマラソンは完走していますが、完走後、筋肉痛で歩くことがままならなかったり、翌日になっても、筋肉痛は収まらず、それどころか更に激しさを増しました)
また、35㎞付近からは左足のふくらはぎが攣りそうになりましたが、これも原因の一つかもしれません。
自分では、若いつもりでいましたが、体は正直で、アキレス腱のキズは大きくなりアキレス腱炎を発症してしまったのでしょう。 

4.結論

やはり完治は間に合いませんでした。

ここで無理して、一番楽しみにしている来年2月・3月のフルマラソンの大会が走れなくなることだけは避けたいものです。抽選に落選したランナーから「お叱り」を受けるかもしれませんが、「苦渋の決断」として、四万十川ウルトラマラソンは参加を断念することにしました。