「第57回愛媛マラソン」は完走したものの、ワーストタイムとなり、自分の不甲斐なさに呆れてしまいました。マラソンは練習すればするだけ結果に表れると常に思っていました。自分なりに満足いく練習ができていたので、そこそこのタイムで完走できると密かに期待していました。しかし蓋を開けてみると太ももの痛みにより力が入らず、膝を曲げることすらできない状態となりました。結果は
グロスタイム:5時間31分50秒
ネットタイム:5時間26分50秒
何がいけなかったのか、いろいろ考えてみました。
●30K走
一度は走っておきたかった30K走。20K走は1月に毎週のように走っていましたが、それより長い距離を走る事がほとんどありませんでした。それによりマラソン後半のスタミナや筋肉の疲労状況を体験することが出来ませんでした。
●大会前2週間の練習不足
1月27日(日)25.0K走
1月28日(月)完全休養
1月29日(火)完全休養
1月30日(水)10.5K走
1月31日(木)完全休養
2月01日(金)完全休養
2月02日(土)完全休養
2月03日(日)5.2K走
2月04日(月)完全休養
2月05日(火)完全休養
2月06日(水)4.9K走
2月07日(木)完全休養
2月08日(金)完全休養
2月09日(土)ウォーキング
2月10日(日)第57回愛媛マラソン
大会前2週間は調整期として、「コンディション向上に努め、軽めのトレーニングをして体力を維持しつつ、疲労を抜いていきます。」と聞いていたので実践したのが上記のトレーニングでした。考えてみればアスリートでもないので日頃から疲労が溜まっていることもなく、ただ単にトレーニング不足だったような気がします。
1-2.寒さ対策
5㎞を過ぎると暑くなり汗をかき始めたので、スタート前から来ていたポンチョを脱ぎ棄てました。ところが10㎞を過ぎた頃から、向かい風がきつくなり、汗が冷え、汗冷え状態・低体温症まではいかないものの、冷たい体で走っていました。
1-3.ペース配分
ゆっくりペースで走り、体力を温存させておき後半ペースを上げていく目標でいましたが,
●向かい風
●緩やかではあるがいくつもある上り下りの坂道と、かなり傾斜のある「平田の坂」
●悪いフォームが再発
により前半で体力を消耗してしまい、後半からのペースアップができませんでした。
1-4.太ももの極端な疲労
今までに経験したことのない、太ももの痛み。力が入らず30㎞以降屈伸することさえできない筋肉痛になりました。原因がわからず仕舞い。ただ単に練習不足だったのか?練習内容が悪かったのか?
1-5.足回り
●シューズ→アシックス GEL-KAYANO25
練習・大会には必ず愛用していますが、練習で履き込み過ぎて、アウトソールがかなりすり減っていました。クッション性も落ちていましたが、そのまま大会で履きました。後半は着地した時、足裏にアスファルトの衝撃を直に受けるようで足に疲れが出てきました。
●ゲイター→C3fit インスピレーションゲイター
ゲイタは「段階着圧」になっていて、血行促進効果によってむくみを軽減することができ、よりよいコンディションに導いてくれます。が、太ももが素肌のままなので、冷たい向かい風にさらされて、だんだん冷えてくるし、太ももの締め付けがないので筋肉のブレが思った以上で筋肉疲労につながりました。
これらの反省点を踏まえ、
●30K走
2月10日(日)に開催された「第57回愛媛マラソン」が実質の30K走となり、沢山の問題点を見つけることができました。
●大会前3週間の練習
愛媛マラソンから1週間は、筋肉の疲労回復に重点を置きました。
2月11日(月)完全休養
2月12日(火)昼休みウォーキング1.5㎞
2月13日(水)昼休みウォーキング2.0㎞
2月14日(木)昼休みウォーキング2.5㎞
2月15日(金)昼休みウォーキング+超ゆっくりペースのラン3.0㎞
2月16日(土)完全休養
東京マラソン大会前2週間は、愛媛マラソンの時よりも筋肉に負荷をかけてみました。
2月17日(日)ランニング10㎞→7分/㎞
2月18日(月)完全休養
2月19日(火)トレーニング(武道館トレーニング室に於いて)
2月20日(水)ランニング10㎞→6分/㎞
2月21日(木)完全休養
2月22日(金)トレーニング(武道館トレーニング室に於いて)
2月23日(土)完全休養
2月24日(日)ランニング10㎞→6分/㎞
2月25月(月)完全休養
2月26日(火)トレーニング(スクワット・フロントブリッジ・腹筋)
2月27日(水)ランニング4.6㎞→6分/㎞
2月28日(木)完全休養
3月01日(金)完全休養
3月02日(土)ウォーキング(東京観光で結構歩きました)
3月03日(日)東京マラソン2019
2-2寒さ対策→mont・bell EXライト ウインド ジャケット Men's
雨が降っていましたので、ウィンドジャケットに防水スプレーをかけ、ゴールまでずって着ていました。雨も思ったほど気にならず、走っている時は寒さを感じることはありませんでした。
2-3ペース配分
スタートから5㎞までの下り坂は6分10秒/㎞前後で走り、それからは6分15秒~6分20秒/㎞のペースで走れるところまで走ることにしました。愛媛マラソンでは最初はゆっくりペースで徐々にペースを上げていく作戦でしたが失敗しましたので止めました。
2-4太ももの疲労
AIR SALONPAS EX 80mlを持参していましたので、使いたいタイミングで使用でき疲労を遅らせることに役立ちました。筋肉痛になりかかった時、AIR SALONPAS のスプレーサービスを探すストレスからも解放されました。
2-5足回り
●シューズ→NIKEズームフライ
愛媛マラソンと同じシューズでは改善がないので、NIKEズームフライに変更してみました。こちらのシューズも履き込んでいたので、踵がかなりすり減っていましたが、まず重量が軽い点がよく、クッション性はほどほどでしたが、思った以上に反発性があり、シューズによる疲れは感じられませんでした。
●タイツ→イイダ靴下㈱Runtage
タイツのおかげかどうかは分かりませんが、太ももが冷えることもなく、痛みも少なく、ちょっとした上り坂でも力が入り、駆けあがることができました。
2-6その他
●小林製薬のコムレケアゼリー(試供品)
フルマラソンの時、35㎞ぐらいから左足のふくらはぎがピクピクし始め、無理をすると痙攣しそうになりますが、今回は、30㎞ぐらいで飲んでいたので、ピクピクする症状はでませんでした。前日の受付に行った際、出展社のサービスでもらいましたが、大変役に立ちました。
その結果、東京マラソンでは
グロスタイム:5時間08分26秒
ネットタイム:4時間49分04秒
何が良かったのか、今でも結論を出すことができません。それぞれの改善点の相乗効果と「東京マラソン」と言う知名度によるアドレナリン効果ではないかと思っています。自分なりに恥ずかしくないタイムで走れたことが一生の思い出となりました。
グロスタイム:5時間31分50秒
ネットタイム:5時間26分50秒
何がいけなかったのか、いろいろ考えてみました。
1.「第57回愛媛マラソン」での問題点
1-1.大会前の練習●30K走
一度は走っておきたかった30K走。20K走は1月に毎週のように走っていましたが、それより長い距離を走る事がほとんどありませんでした。それによりマラソン後半のスタミナや筋肉の疲労状況を体験することが出来ませんでした。
●大会前2週間の練習不足
1月27日(日)25.0K走
1月28日(月)完全休養
1月29日(火)完全休養
1月30日(水)10.5K走
1月31日(木)完全休養
2月01日(金)完全休養
2月02日(土)完全休養
2月03日(日)5.2K走
2月04日(月)完全休養
2月05日(火)完全休養
2月06日(水)4.9K走
2月07日(木)完全休養
2月08日(金)完全休養
2月09日(土)ウォーキング
2月10日(日)第57回愛媛マラソン
大会前2週間は調整期として、「コンディション向上に努め、軽めのトレーニングをして体力を維持しつつ、疲労を抜いていきます。」と聞いていたので実践したのが上記のトレーニングでした。考えてみればアスリートでもないので日頃から疲労が溜まっていることもなく、ただ単にトレーニング不足だったような気がします。
1-2.寒さ対策
5㎞を過ぎると暑くなり汗をかき始めたので、スタート前から来ていたポンチョを脱ぎ棄てました。ところが10㎞を過ぎた頃から、向かい風がきつくなり、汗が冷え、汗冷え状態・低体温症まではいかないものの、冷たい体で走っていました。
1-3.ペース配分
ゆっくりペースで走り、体力を温存させておき後半ペースを上げていく目標でいましたが,
●向かい風
●緩やかではあるがいくつもある上り下りの坂道と、かなり傾斜のある「平田の坂」
●悪いフォームが再発
により前半で体力を消耗してしまい、後半からのペースアップができませんでした。
1-4.太ももの極端な疲労
今までに経験したことのない、太ももの痛み。力が入らず30㎞以降屈伸することさえできない筋肉痛になりました。原因がわからず仕舞い。ただ単に練習不足だったのか?練習内容が悪かったのか?
1-5.足回り
●シューズ→アシックス GEL-KAYANO25
練習・大会には必ず愛用していますが、練習で履き込み過ぎて、アウトソールがかなりすり減っていました。クッション性も落ちていましたが、そのまま大会で履きました。後半は着地した時、足裏にアスファルトの衝撃を直に受けるようで足に疲れが出てきました。
●ゲイター→C3fit インスピレーションゲイター
ゲイタは「段階着圧」になっていて、血行促進効果によってむくみを軽減することができ、よりよいコンディションに導いてくれます。が、太ももが素肌のままなので、冷たい向かい風にさらされて、だんだん冷えてくるし、太ももの締め付けがないので筋肉のブレが思った以上で筋肉疲労につながりました。
これらの反省点を踏まえ、
2.「東京マラソン2019」で改善したこと
2-1.大会前の練習●30K走
2月10日(日)に開催された「第57回愛媛マラソン」が実質の30K走となり、沢山の問題点を見つけることができました。
●大会前3週間の練習
愛媛マラソンから1週間は、筋肉の疲労回復に重点を置きました。
2月11日(月)完全休養
2月12日(火)昼休みウォーキング1.5㎞
2月13日(水)昼休みウォーキング2.0㎞
2月14日(木)昼休みウォーキング2.5㎞
2月15日(金)昼休みウォーキング+超ゆっくりペースのラン3.0㎞
2月16日(土)完全休養
東京マラソン大会前2週間は、愛媛マラソンの時よりも筋肉に負荷をかけてみました。
2月17日(日)ランニング10㎞→7分/㎞
2月18日(月)完全休養
2月19日(火)トレーニング(武道館トレーニング室に於いて)
2月20日(水)ランニング10㎞→6分/㎞
2月21日(木)完全休養
2月22日(金)トレーニング(武道館トレーニング室に於いて)
2月23日(土)完全休養
2月24日(日)ランニング10㎞→6分/㎞
2月25月(月)完全休養
2月26日(火)トレーニング(スクワット・フロントブリッジ・腹筋)
2月27日(水)ランニング4.6㎞→6分/㎞
2月28日(木)完全休養
3月01日(金)完全休養
3月02日(土)ウォーキング(東京観光で結構歩きました)
3月03日(日)東京マラソン2019
2-2寒さ対策→mont・bell EXライト ウインド ジャケット Men's
雨が降っていましたので、ウィンドジャケットに防水スプレーをかけ、ゴールまでずって着ていました。雨も思ったほど気にならず、走っている時は寒さを感じることはありませんでした。
2-3ペース配分
スタートから5㎞までの下り坂は6分10秒/㎞前後で走り、それからは6分15秒~6分20秒/㎞のペースで走れるところまで走ることにしました。愛媛マラソンでは最初はゆっくりペースで徐々にペースを上げていく作戦でしたが失敗しましたので止めました。
2-4太ももの疲労
AIR SALONPAS EX 80mlを持参していましたので、使いたいタイミングで使用でき疲労を遅らせることに役立ちました。筋肉痛になりかかった時、AIR SALONPAS のスプレーサービスを探すストレスからも解放されました。
2-5足回り
●シューズ→NIKEズームフライ
愛媛マラソンと同じシューズでは改善がないので、NIKEズームフライに変更してみました。こちらのシューズも履き込んでいたので、踵がかなりすり減っていましたが、まず重量が軽い点がよく、クッション性はほどほどでしたが、思った以上に反発性があり、シューズによる疲れは感じられませんでした。
●タイツ→イイダ靴下㈱Runtage
タイツのおかげかどうかは分かりませんが、太ももが冷えることもなく、痛みも少なく、ちょっとした上り坂でも力が入り、駆けあがることができました。
2-6その他
●小林製薬のコムレケアゼリー(試供品)
フルマラソンの時、35㎞ぐらいから左足のふくらはぎがピクピクし始め、無理をすると痙攣しそうになりますが、今回は、30㎞ぐらいで飲んでいたので、ピクピクする症状はでませんでした。前日の受付に行った際、出展社のサービスでもらいましたが、大変役に立ちました。
その結果、東京マラソンでは
グロスタイム:5時間08分26秒
ネットタイム:4時間49分04秒
3.まとめ
「東京マラソン2019」で「第57回愛媛マラソン」のタイムを大幅に更新することができました。「第57回愛媛マラソン」の雪辱を「東京マラソン2019」で果たすことができました。何が良かったのか、今でも結論を出すことができません。それぞれの改善点の相乗効果と「東京マラソン」と言う知名度によるアドレナリン効果ではないかと思っています。自分なりに恥ずかしくないタイムで走れたことが一生の思い出となりました。