紅葉の石鎚山に「成就ルート」で登山したことはありましたが、「土小屋ルート」ではありませんでした。


昨年、春・夏の石鎚山は「土小屋ルート」で登山しました。

※春の石鎚山登山(2019年5月25日)の記事はこちらからどうぞ




※夏の石鎚山登山(2019年7月27日)の記事はこちらからどうぞ




今回(2020年10月14日)登山することで、
石鎚山の3シーズンを体験することになります。

石鎚山頂上での「秋の装い」をお見せできれば幸いです。

1.出発

1-1.起床

AM04:00
朝食、洗面、トイレを順調に済ませて荷物のチェック。
忘れ物なし!!

1-2.出発

AM05:00出発

あっ!!、
間も無くして「マスク」を忘れている事に気が付きました。

登山中でもマスクは付けるに越したことはありません。ましてや休憩時や店舗に入店するなら絶対必要になります。

無い事に気が付くと、
どうしても気になります。

仕方ありません。
途中のコンビニで購入することにしました。

これで一安心。

しばらく運転していると
今度は「ティッシュ」を持って無い事に・・・
(どうして一度に気が付かないのでしょうか?)

トイレは済ませてきたし、
「必要無いか!!」と思いつつ運転を続けていると、こういう時に限って、だんだんトイレに行きたくなります。しかし「ティッシュ」がありません。

またまたコンビニでお世話になりました。トイレだけの利用だと失礼なので、ここでもマスクを購入。

いらぬ出費が掛かってしまいました。

2.石鎚スカイライン入口

出発時間が早過ぎた事に途中で気づき、スピードを落とし運転するも・・・

2-1.到着

AM06:30到着

入口ゲートはAM07:00開門。
まだ30分あるのにゲート前には既に3台の乗用車が待機していました。

ゲート横には駐車場があるので何気にそこに駐車して待つことにしました。

2-2.気温

車外は寒そうです。それもそのハズ。
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何と10°Cです。

2-3.面河川

仁淀ブルーで有名な仁淀川です。
と言っても、愛媛県では面河川と呼ばれています。流石に透明度が高くブルーです。

時間があるので、写真撮影。
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左:橋から見て川下
右:橋から見て川上

2-4.開門

AM07:00開門です。

ちょっと待って!!
車内で寝ている間に、何とゲート前に待機していた車の後ろに、何と、何と、何と、
更に車が20〜30台?は連なっています。
今までに経験したことのない混雑ぶりです。

割り込みしづらい状況になっています。最初にゲートを通過するか、最後に通過するかで、土小屋での駐車場の場所が違ってきます。

・・・案ずる事はありませんでした。並んでいた車の1台が先を譲ってくれました。

3.土小屋到着

3-1.駐車場

ゲートが開門して6台目の通過でしたが、それでも土小屋の山小屋前の駐車場は満車です。

頂上・土小屋での宿泊者の車としか考えられませんが、すごい台数です。

仕方ありません。
登山口から離れた道路横の駐車場にしました。

流石に「紅葉の石鎚山」は有名で、県外車ばっかりです。

3-2.天候

風が強く、
気温は寒く10°C以下は間違いありません。霧が濃く景色が見えません。
土小屋
標高1,492m(イヨのノク)

3-3.服装

ウインドブレーカーを持ってきて正解です。
早速着る事にしました。それでも風が吹くと震えがきます。

「手袋を持ってくればよかった」と思ったぐらいです。

4.登山開始

土小屋ルート登山口
「土小屋ルート」の登山口。ここからスタートです!!

4-1.景色

もう最悪です。風は強く・霧が濃く、景色が全く見えません。
霧が濃い 

4-2.リンドウ

景色は見えなくても、足元には「リンドウ」がさりげなく咲いていました。
リンドウ

春・夏と

春:石鎚山の楽しみは頂上からの景色と植物観察です。

夏:真夏の石鎚登山は、色彩豊かな植物が疲れた身体と心を癒してくれます。

違って、
咲いている花は「リンドウ」ぐらいです。ちょっと淋しいですが紅葉に期待するしかありません。

4-3.晴れてきました

いつの間にか霧が無くなり晴れてきました。景色が見渡せ、紅葉を所々で目にするようになりました。
石鎚鳥居


石鎚山の頂上を見ることができます。
石鎚山頂
頂上まで残り400m位です。が、
ここからが大変です。
階段を10歩登っては休憩。
また10歩登っては休憩。
この繰り返しです。

体力の低下をつくづく感じさせられます。

やっと
頂上に到着。

5.頂上にて

5-1.景色を堪能

石鎚天狗岳の紅葉
石鎚山:天狗岳は紅葉で真っ赤でした。

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最高の景色です。
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5-2.昼食

いただきま〜す。
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山頂での「おにぎり」は格別です。

5-3.密です。密です

今日は水曜日。平日です。決して日曜日ではありません。それなのに、人・人・人

密です。密です。密です。

6.下山開始

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6-1.滑落寸前

もう疲労により足がガクガクです。登山靴が重たい事もあり足が上がらず、つまづきそうになります。

十分注意はしていましたが、

右足で大きな石を踏んだ時、不安定で体のバランスを崩してしまいました。

身体は前方に倒れていきます。

トレッキングポールが無いので身体を支えることができません。咄嗟に手を付きましたが、顔から登山道に倒れていきました。

帽子の庇(ツバ)と笹の葉がクッションになり、顔に怪我はありませんでしたが、眼鏡は壊れてしまいました。

起き上がって、ふと左手を見るとすぐ横は崖になっています。もし左に倒れていれば滑落してしまうところでした。

あー本当にびっくり。皆んなに迷惑をかけてしまうところでした。

言うまでもありません。それからは、更に慎重に、慎重に、下山しました。

6-2.無事下山

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7.土小屋にて

7-1.着替え

もう汗でビッショリ。吹く風は冷たく汗冷えで風邪をひきそうです。トイレで着替えても身体は冷えたままです。

そんな時、目に付いたのが、

7-2.mont-bell friend shop

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昨年の夏、来た時にはありません。

どうも2020年7月1日(土)リニューアルオープンしたばっかりです。

見るからにお洒落です。
入ってみることにしました。


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身体が冷え切っていたので
温かい飲み物をいただく事にしました。

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外を眺めながら「いしづちブレンド」。
身体が温まってきました。生き返った感じです。

8.帰路

帰路の途中に道の駅2ヶ所へ寄ってみました。

四国の「道の駅」では、スタンプラリーが開催されています。

●開催期間:2019年4月27日〜2021年6月30日
●開催場所:四国地区の「道の駅」87駅(2019年3月時点で登録済みの駅)
●スタンプの押印について:スタンプブックの所定の箇所に押印

●完全制覇賞:

「道の駅」のスタンプ87個

賞品として、完全制覇認定賞。応募された方全員に送付

●敢闘賞:

「道の駅」のスタンプ50個以上

賞品として、5000円相当の「道の駅」のお土産
32本(上期16本・下期16本)

敢闘賞を目指して、地道に挑戦中。

8-1.道の駅「みかわ」

●外観
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●スタンプ
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20個目のスタンプです。

8-2.道の駅「天空の郷さんさん」

●外観
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●スタンプ
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21個目のスタンプです。
50個達成はまだ未だ先です。

9.まとめ

9-1.登り

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9-2.下り

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9-3.紅葉の見頃

●石鎚山頂上は、
秋晴れ。
既に紅葉です。最高の景色を堪能することができました。

●「石鎚スカイラインからの石鎚山」の全貌が
黄色やオレンジに染まるのは10月下旬

●面河渓が紅葉するのは
11月上旬になりそうです。

9-4.反省点

●確認の甘さ

あれだけ確認しても、「マスク」と「ティッシュ」の忘れ物

●眼鏡

登山中は足元を確認しながら歩きますが、どうも様子が違います。足元までの距離感がつかめません。

それもそのはず、眼鏡が勤務時の「遠近両用眼鏡」でした。見にくい筈です。

「チェック」の詰めが甘い!!