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※「砥部焼 窯元めぐり帖」から

焼き物の里、砥部町には100ほどの窯元が点在します。

1日や2日では到底巡りきれません。

そこで、先ずは、

●映画「未来へのかたち」に関連する、
→きよし窯
→八瑞窯

●スターバックスのJIMOTO from Seriesでお馴染みの
→梅山窯

●石本富雄さんとコラボした
→すこし屋松田窯

の4軒に絞って
砥部町の里山をのんびり巡ることにしました。

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1.砥部焼伝統産業会館

砥部焼きの歴史的資料や貴重な焼き物、優れた現代作品を展示する砥部焼の宝庫。
出発前の情報収集‼️

女性スタッフの方が4軒の窯元を効率良く回るコースを地図に記入してくれました。

まだ、お客が少なかったこともありますが、親切・丁寧な応対。ありがとうございました。
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1-1.館内

窯元の作品を展示・販売していました。
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1-2.オリンピック聖火台

映画「未来へのかたち」で作られたオリンピック聖火台です。余りの迫力に圧倒されます。
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土台には、出演者の手型が、
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2.すこし屋松田窯

OPEN!!
正面の階段を上がっていきます。
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2階がギャラリーショップ。
お魚をモチーフにしたお皿が有名です。

石本藤雄さんの「Mustakivi Kolme」アートギャラリーに展示してあるオリジナルカップは「すこし屋」とのコラボで生まれました。
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他にも!!







3.梅野精陶所(梅山窯)

砥部焼と言えば梅山窯
梅山窯も言えば砥部焼
と言われるほど歴史のある窯元です。

左上は直売店。右上は精陶所。
左下が資料館。右下が館内。
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左上は歴史館。右上が館内。
左下は大登窯跡。右下は直売店店内。

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梅山窯は、スターバックスの「JIMOTO from Series 」のマグカップを作っている窯元です。

上に向かって口がすぼまっていく独特な形状をしています。

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これは
写真↓の正面に見える「砥石山」をイメージして作られたそうです。
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他にも!!



梅山窯 砥部焼 くらわんか茶碗(大) 唐草
梅山窯 砥部焼 くらわんか茶碗(大) 唐草
BAIZANGAMA


梅山窯 砥部焼 くらわんか茶碗(小) 三ツ葉


4.きよし窯

映画「未来へのかたち」のロケで使われた窯元です。
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撮影は1階で行われたそうです。2階はギャラリーショップになっています。
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彩色花シリーズが人気です。
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5.八瑞窯

超大物作りで有名です。


映画「未来へのかたち」でも、超大物作りの技を存分に発揮してオリンピック聖火台の作成にご尽力いただきました。

開店時間AM11:00からで事前要連絡が必要と聞いていましたが行ってみることに。

道が狭いので「村の駅」に車を駐車して徒歩で行くことを勧められました。

正解でした。

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やはり開店していません。

でも、入口は映画の場面と一緒です。
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6.砥部焼伝統産業会館

再度、立ち寄ることに。

窯元とは違いますが、
「坂村真民記念館」
「陶祖の丘」
「陶板の坂」
の場所が知りたくて‼︎


館内には、

シンボル作品:
生命の碧い星(いのちのあおいほし)が展示してあります。
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平成7年に国連欧州本部(スイス)へ寄贈した作品の姉妹品。

作者は、白潟八洲彦(八瑞窯)で、砥部焼で一番大きな物を作る窯元。


7.坂村真民記念館

黒い天井と白い檜板の床の展示室が
印象的とのこと。
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念ずれば花ひらく
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8.陶祖の丘

階段を上がると
人里を一望することができます。
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9.陶板の道

地元の陶工が絵付けした陶板が足元や壁に埋められていました。
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10.酒蔵カフェ はつゆき

趣は正に酒蔵。カフェとありましたがまさかアルコールが出てくるのでは?

一応聞いて見ました。
コーヒーはありますか?
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窯元巡りの最後は、軽食と冷たいコーヒーで締めたいと思います。

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古民家の造りで、のんびり・落ち着いた雰囲気で食事することができました。



4箇所の窯元しか巡っていませんが、
個性溢れる作品は見応えが十分、時間が経つのを忘れさせてくれます。

他にも「若い陶工さん」・「女性の陶工さん」も沢山いて砥部焼に新しい風をもたらしています。
こちらをメインに巡ってみるのも楽しみです。